骨董品買取における「鑑定」と「査定」の違いとは?

appraisal-assessment骨董品買取について調べていると「鑑定」「査定」という似た2つの言葉にぶつかります。
字面も似ているし、何となく意味も似ているような感じがするので混同している方も多いかと思いますが、実はこの2つの間には大きな違いがあります
今回は、この点についてまとめてみようと思います。

鑑定と査定の違い

さっそく、骨董品買取における「鑑定」と「査定」の違いについて見てみましょう。
どのような違いがあるのでしょうか。

○鑑定
骨董品の世界において、「鑑定」とは骨董品の真贋を見きわめることを指します。
真贋というのは、要するに「本物であるか偽物であるか」ということです。

当コラムでは以前、『骨董で偽物を売るのは詐欺?』という記事で「永仁の壺事件」というのを紹介しましたが(鎌倉時代の永仁2年に作られたとして国の重要文化財に指定された壺が、実は昭和に作られた壺だったという事件)、骨董品の世界において贋作の存在は決して珍しい物ではありません。
昔の物だと伝えられていた骨董品が実は最近の物だった……という「永仁の壺事件」のようなケースが見られるほか、有名作家が手がけた作品だといわれていた物が実は別人が作った偽物であったというケースも多く見られます。
そのようなケースが多い世界なので、鑑定を行う鑑定士の存在が欠かせません。
鑑定士は、物を見てその真贋を確かめます。
「鑑定士」という資格があるわけではなく、博物館の学芸員や美術専門の学者などが鑑定士の仕事をしているというケースが多く見られます。

鑑定士は「本物か偽物か」を判断するのが仕事であり、以下に取り上げる査定士のように「骨董品に値段をつける」という仕事はしていません。

○査定
査定は、骨董品が持つ「価値」を見きわめるという意味を持つ言葉です。
そしてこれを行う人のことを査定士と呼びます。
査定士は、本物であるとされる骨董品を詳しく見て、その状態や市場価値を確かめ、買取額を算出します。骨董品を売りたいときには、鑑定士ではなく査定士に依頼する必要があります。

骨董品を売りたいなら「査定」を依頼しよう

いかがでしょうか。
上記のように、
【鑑定】骨董品の真贋を見きわめる
【査定】骨董品の価値を見きわめる
という違いがあるわけですが、すでに紹介したように骨董品を処分する場合は査定士に依頼する必要があります。具体的には、査定士のいる骨董品買取の専門業者に依頼することが必要です。

○骨董品専門の業者に依頼!
「不用品を買い取ります」という業者は世の中に数多くありますが、骨董品を買い取ってもらいたい場合は骨董品を買取品目に含んでいる専門の業者に依頼するのがベストです。
買取業者の査定士はひとりひとり専門分野が異なっていて、たとえばAという査定士はブランドバッグの査定士に優れており、Bという査定士は宝石の査定に優れており、Cという査定士は骨董品の査定に優れている……といった状況があります。
そんな中、依頼すべきなのはCの査定士がいる骨董品に強い買取業者ということになります。

○2社以上に依頼するのがおすすめ!
とはいえ、骨董品に強い買取業者だからといって安心はできません。
買取の査定を依頼する場合は、できれば2社以上の業者に査定を依頼するのがおすすめです。
なぜかというと、「骨董品」というのは幅広いものであって、たとえば古い陶器の査定を得意としている査定士がいる一方、刀剣の査定に優れている査定士がいたり、絵画の査定なら誰にも負けないという査定士がいたりします。
つまり、同じ骨董品の査定士でも得意分野が違っていたりするのです。
ひとつの業者だけに依頼すると、たまたま得意分野ではない査定士に見てもらったために正確な価値が見いだされない場合があります。
そうなると、結果的に損をしてしまうことが考えられます。
2社以上の業者に依頼し、査定額を比較して選ぶのが、適正価格で買い取ってもらうためのコツです。

骨董品買取の比較サイト六文堂
骨董品買取の比較サイト六文堂
タイトルとURLをコピーしました