店頭買取は買取って欲しい骨董品をお店に持ち込み、目の前で査定を行ってもらう買取方法です。
骨董品に限らず貴金属やブランド品買取といえば、この店頭買取をイメージする方は多いのではないでしょうか。
店頭買取はその場で買取金額まで提示してくれます。
そして、提示された金額に納得した場合は契約書に署名し、身分証明書を出せば取引完了となり、その場で現金を受け取ることができます。
あまりにも大金だった場合は後日の支払い、または銀行振込になることもあります。
比較的有名な買取方法とはいえ、骨董品で実際に利用したことがある方はそれほどいないと思います。
そのため、以下のようなことを心配する声を聞くことがあります。
「いきなりお店に行っても問題ない?」
「骨董品の他に何も持っていかなくても大丈夫?」
まず、いきなりお店へ訪問することに関してですが、基本的には前もって訪問する日時を伝えることをオススメします。
その理由についてですが、事前連絡なしにお店に行った時に空いていれば良いのですが、混み合っている場合は待つことになります。
しかし、前もって訪問日時を伝えていればスムーズに査定を受けることができるため、当日でもいいので連絡することをオススメします。
もう1つの理由は混雑などを避けるため完全予約制としている買取業者がいるためです。
完全予約制をしいている業者は多くはありませんが、こういったケースがあるため事前連絡をオススメしています。
骨董品に限らず業者やお店に何かを買取ってもらう際には防犯上の観点から、身分証明書が必要となります。
身近なものであれば運転免許証やパスポートが有効ですので、店頭買取に出かける前は忘れないように気をつけてください。
すぐに現金化したい場合は店頭買取がオススメ!
店頭買取は店内で査定から現金の受け取りまで完了するため、すぐに骨董品を現金化したい方にはオススメの買取方法です。
週末や祝日を避ければ当日連絡であっても査定を受けれることが多いため、思い立った日に完結することができるのは大きなメリットです。
店頭買取を行っているお店も駅や繁華街周辺に構えていることが多く、買い物や食事などなにかのついでに骨董品を売ることも可能です。
店頭買取のデメリットとは?
店頭買取は現金化までの時間が短いことが大きなメリットですが、その反面デメリットもあります。
1つ目は自分で骨董品をお店まで持っていく必要があるということです。
運ぶ途中で傷などを付けないよう気をつけて運ぶ必要がありますし、重たいものであれば更に大変です。
また、買取ってもらえない場合や買取を断った場合は再度持ち帰る必要があります。
車を使ったとしても一度に運べる量には限界があるため、まとめて骨董品を買取ってもらいたい場合には不向きです。
買取って欲しい骨董品が多い場合は出張買取か宅配買取をオススメします。
最後にそれぞれの買取方法と特徴をまとめた早見表を作ってみましたので参考にしてみてください。
『業者とのやり取り』は買取完了まで業者や査定員と直接話すことが多いか少ないか(少ない◯多い×)を示したものです。
業者とあまりやり取りをしたくないという声が多かったため、表に含めました。
出張買取 | 宅配買取 | 店頭買取 | |
---|---|---|---|
査定までの労力 | ◯ | × | △ |
まとめて査定 | ◯ | △ | × |
業者とのやり取り | △ | ◯ | × |
査定までにかかる時間 | △ | × | ◯ |
換金までにかかる時間 | △ | × | ◯ |